去年(と言っても1カ月経ってないのね)の12月24日のクリスマスイブに、
すごい雪降っちゃったんだよね。
一面雪景色だよ!
その日は子どもの学校の冬休み前最後の日で、
下校時間に付き添いで学校まで行かなくちゃいけなくて、こんな雪積もってんのに、学校行きたくないよー、と思いながら重装備で学校に行くことに…
とはいえ、子どもたちはこの雪の中、早朝から歩いて登校するんだからえらいよ…本当によくできるなと思うよ…
駐車場も雪積もって、車だすのも大変な状態… こんな日は人間動かなくていいような…
歩くのも大変で、面倒だから、車道のタイヤの轍で雪が平らになったところをみつけて歩いた。
学校に行くと、明日から冬休みだし、雪は積もってるし、知らないお母さんたちが来てるし、クリスマスだし、子どもたちもご機嫌で、めっちゃ話しかけてくる笑
雪まみれになるというのに、雪の踏んでないところにばすばすと入っていて真っ白になったり笑笑
んで、一年生の人なつこい女の子が
「雪、食べてるの、おいしいよ」
と話しかけてきて雪をつまんでぺろっとなめていた。
わたしは心の中で、雪も空気の塵が混じってるから汚いだろうけど、まあ楽しそうだし、ええんちゃう?(©︎兵動大樹)
と高速で思って
「おいしいんだー、すごいねー、お腹冷えないようにねー」
と超適当に答えた。
するとその子が、雪をつまんで手袋をした手のひらにのせて、
屈託のない純粋な目で
「はい、雪食べてみる?」と、わたしに差し出してきた。
わたしはまたも高速で
えっ?大気の塵が混じってるかもしれない雪を、しかもこの子の手袋でつまんだ雪を食べるの?いやいやでも断ったらこの子の気持ちを裏切ってしまう…
とか一瞬でごちゃごちゃ考えながらも結局
「ええい!」ってなって、
それをもらってパクッと食べました。
雪は冷凍庫みたいな味だったよ。
でも口どけが不思議でしゅわっとした感じだった。
何これー!って思った。
そんで女の子と顔を見合わせてふふふとなった。
なかなかできない体験だからいいよね。
家に帰ってから、
その話を子(さんざん遊んで雪まみれで帰ってきた)にすると
「〇〇ちゃんかな?よく話しかけてくるよ。」と言ってから
「ママが優しそうな人だと思ったから〇〇ちゃんも雪あげてもいいってなったんだと思うよ」
とつけ加えてきた。
ふふふ、そう言われたらまんざらでもないなと思った。
雪の日、本当不思議な日だよ。
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